- 「チーのメリットとは?」
- 「チーの使い方がわからない」
上記の悩みでお困りではありませんか?
麻雀を始めたばかりの方や、もう少し戦略を深めたいと考えている方にとって、「チー」は難しく感じられるかもしれません。
「チー」は和了(アガリ)を早めるだけでなく、相手の手牌を妨害するなど場を有利に進めるメリットがあります。
しかし、「チー」には他家に手がばれたり、点数が下がるなどのデメリットがあるため慎重な使い方が求められます。
当記事では、「チー」のメリットを詳しく解説します。
あわせて「チー」を使うタイミングやデメリットも解説しますので、ぜひ参考にしてください。
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麻雀における「チー」とは?

まずは、麻雀の「チー」について解説していきます。
チーは順子を作る行為
「チー」は、他家が捨てた牌を使って順子(シュンツ)を作る行為を指します。
上家の牌しか取れない条件がありますが、手を早く進めるために有効な手段です。
「チー」が可能な例は以下のとおりです。
手牌の例 | チーが可能な牌 | チーをした後の手牌 |
3・4 7・8 1・2 8・9 | 2・5 6・9 3 7 | 2・3・43・4・5 6・7・87・8・9 1・2・3 7・8・9 |
1・3 5・7 | 2 6 | 1・2・3 5・6・7 |
「チー」の対象となる順子(シュンツ)は、同じ種類の数牌で連続する3つの組み合わせです。
一方で、字牌は順子(シュンツ)を作れないため鳴けません。
また、他家がリーチを掛ける前であれば、比較的自由に「チー」を活用しやすい場面が多いです。
初めて使う際には、状況に応じた最適なタイミングを学びながら進めましょう。
「チー」とは、左隣のプレイヤー(上家)が捨てた牌を、自分の手牌にある2枚と組み合わせて順子(数字が連続する同じ種類の牌3枚)を完成させる行為
チーができない状況
ここでは、「チー」ができない状況について解説していきます。
麻雀初心者の方は特に間違いやすいポイントですので、しっかりと把握しておきましょう。
まず、はじめに理解してもらいたいポイントが、チーが行えるのは左隣(上家)のプレイヤーが捨てた牌に限られるという点です。
目の前や右隣にいるプレイヤーが捨てた牌からは、たとえ順子が完成する場合でもチーをすることはできません。
また、チーは相手が牌を捨てた直後にのみ可能な行為です。
過去に捨てられた牌や、自分が山から新しい牌を引いてきた後にチーすることはできません。
自分がリーチを宣言した後は、チーを含むすべての鳴きが禁止となっています。
リーチ後は手牌を変更できない、というルールによるものと覚えておきましょう。
これらの状況で「チー」を宣言してしまうと、上がり放棄などのペナルティを課せられますので注意しましょう。
- 左隣の人(上家)からしかチーができない
- 捨て牌が切られた直後にしかチーができない
- 自分がリーチをした後はチーできない
麻雀で「チー」を使う2つのメリット

麻雀で「チー」を使うと、手を進める速度を上げたり、役を作りやすくしたりといった利点があります。
しかし、使いどころを誤ると逆効果になりかねません。
適切に活用するために、メリットを具体的に理解しておきましょう。
投了までの速度が上がる
和了(アガリ)までの速度が上がる点が、「チー」を使うメリットの1つです。
スピーディーな展開を狙う際の効果的な手段です。
他家の捨て牌を取り込み、自分の手牌を効率的に進められます。
特に、テンパイまでの牌を素早く集める際には「チー」が役立つでしょう。
たとえば、あと一つの牌で順子(シュンツ)が完成する場面で、「チー」を活用すると即座に形を整えられます。
また、自分のテンポで対局を進められると、他家に準備する余裕を与えずに優位性を築けます。
半荘の終盤や点差を詰めたい場面では、和了(アガリ)までの速度が勝敗に影響するため、迅速な進行が必要です。
テンパイを急ぐ場面では、「チー」をうまく使うと効率的に手を進められるでしょう。
役が作りやすくなる
「チー」によって他家の捨て牌を取り込むと、自分の手牌を効率よく整えられます。
たとえば、一盃口(イーペーコー)や一気通貫(イッキツウカン)など、順子(シュンツ)を基盤とした役を作るときに効果が発揮されます。
特に、役牌(ヤクハイ)と組み合わせると、少ない牌で簡単に役を成立させられるため、スピード重視の戦略が可能です。
また、テンパイまでの時間を短縮できるため、早い段階で和了(アガリ)を目指せます。
テンポの速い展開に持ち込めるため、相手にプレッシャーを与えつつ自分のペースを作れます。

麻雀で「チー」を使う4つのデメリット

「チー」は便利な技術ですが、状況によってはデメリットも存在します。
リスクを理解せずに使うと、不利な展開に陥る場合もあります。
効果的に活用するために、欠点を把握しておきましょう。
リーチができない
鳴きを使うと、「チー」に限らずリーチの宣言ができません。
リーチが戦略の要となる場面では、大きなデメリットになるでしょう。
リーチを行うには門前(メンゼン)が条件となるため、鳴きを使う時点で門前(メンゼン)の可能性がなくなります。
リーチを宣言できれば一発や裏ドラなど追加得点のチャンスが生まれ、点数を大きく伸ばせる可能性があります。
しかし、「チー」を選択すると上記の恩恵を失うため、役のみの手や低い点数の和了(アガリ)に終わりやすいです。
点数が安くなる
「チー」を使うと、手牌の点数が安くなりやすいです。
効率的な進行が目的でも、結果として得点を伸ばしにくい状況に陥る場合が多いでしょう。
鳴きを行うと役の制限が増えるため、点数の高い手を目指しにくいです。
たとえば、門前(メンゼン)でなければ成立しない平和(ピンフ)やリーチなど高得点の役が使えないため、最終的な和了(アガリ)点が大きく減少します。
また、役を複合させるための準備が不十分になりやすく、単純な役や最低限の点数での和了(アガリ)を余儀なくされる場合も少なくありません。
手がばれやすい
「チー」を使うと、相手に手牌の意図が読み取られやすいです。
特に進行状況や点数を考慮すると、相手の対応が厳しくなる場面もあります。
「チー」を使うと必要な牌が公開されるため、手の狙いや待ちの形が推測されやすいです。
たとえば、順子(シュンツ)を揃えるために使った牌が公開されると、他家は周辺の牌を警戒し始めます。
また、連続して鳴くと、役やテンパイへの進行具合も他家に伝わりやすく、防御や攻撃の準備を整えられる場合が増えます。
守備力が低くなる
守備力が低くなる点も、「チー」を使うデメリットの1つです。
「チー」は攻撃的な選択に見えますが、防御面においては大きなリスクが伴います。
たとえば「チー」を使うと手牌の自由度が減少します。
面子が固定されるため捨て牌の選択肢が狭まり、受け入れ可能な牌が限定されるためです。
他家の仕掛けやリーチに対応しづらくなり、振り込みの危険性が高まります。
鳴いた際には公開される手牌が増えるため、相手に意図を読まれる可能性も高いです。
警戒すべき牌が明確になり、防御の隙を突かれることも少なくありません。

麻雀で「チー」を使っても上がれない理由

「チー」を使えば上がりに近づくと考えがちですが、実際には上がれない場合も少なくありません。
成功しない理由を知ることで、より効果的な判断ができるようになるでしょう。
本項で詳しく解説します。
「チー」を使うタイミングが適切ではない
「チー」を使っても上がれない原因の1つに、タイミングが適切でない場合が挙げられます。
タイミングを見誤ると、結果的に手牌を崩しやすくなり和了(アガリ)に繋がらない展開に陥るでしょう。
「チー」を行うと役が限定されるため、序盤で無理に鳴くと、狙っている手が未完成のまま進行する恐れがあります。
また、中盤や終盤においても他家がすでにテンパイしている可能性を見落とし、他家の罠にはまる可能性もあります。
上記の状況では、鳴きによるスピードアップが逆効果となりやすいです。
役が揃っていない
役が成立しない手牌のまま進めると、和了(アガリ)が難しくなるでしょう。
麻雀では、役が成立していないと和了できません。
序盤から「チー」を繰り返すと、手牌が部分的に揃ったように見えても、最終的に役を作る条件を満たせない場合が多くなります。
鳴きによって門前(メンゼン)が崩れるため、リーチや複数の役を狙う選択肢が減りやすいです。
したがって「チー」を使う前に、役の構想を考える必要があります。

麻雀で「チー」を使う際の注意点

「チー」を使う際の注意点に以下があります。
- ポン・カンよりも優先度が低い
- 禁止行為がある
ポン・カンとチーが同時に宣言された場合、チーよりもポン・カンが優先されます。
取り込みたい牌が重なった結果、役が完成せず和了(アガリ)までたどりつけない可能性があるため注意が必要です。
また、チーを使う際に「喰い替え」と呼ばれる禁止行為に注意しましょう。
「喰い替え」の具体例は以下のとおりです。
手牌 | 取り込んだ牌 | 捨てる牌 |
3・4・5 | 26 | 53 |
2・3・4 | 15 | 1・2・33・4・5 |
「喰い替え」が行われた場合、アガリ放棄などのペナルティーが課される可能性があります。

【初心者向け】麻雀で「チー」を使った上がり方3選

「チー」を上手に使えば、手を効率よく進めて和了(アガリ)に近づけます。
初心者でも実践しやすい「チー」を活用した具体的な役を、わかりやすく解説します。
役牌(ヤクハイ)
役牌(ヤクハイ)は、以下の3つの牌を刻子(コーツ)または槓子(カンツ)で揃えると成立します。
- 三元牌
- 自風牌
- 場風牌
しかし、役牌だけに頼ると点数が安くなりがちです。
断么九(タンヤオ)や平和(ピンフ)と組み合わせるなどの工夫を加えるとよいでしょう。
「チー」を活用すると、順子(シュンツ)を作るスピードが上がり、役牌(ヤクハイ)以外の部分を手早く整えられます。
断么九(タンヤオ)
断么九(タンヤオ)には以下の特徴があります。
- 1や9、字牌を使わない
- すべての面子が数牌の2~8で構成される
手を整えやすく、スムーズに進行できるでしょう。
序盤で内側の牌を優先して集めると効率的です。
断么九(タンヤオ)は門前(メンゼン)でなくても成立するため、「チー」を積極的に活用しやすいです。
たとえば、手牌に3と4がある場合5を鳴けば順子(シュンツ)が完成します。
上記の形を見つけやすい点も、初心者が挑戦しやすい理由の1つです。
混一色(ホンイツ)
混一色(ホンイツ)は、同じ種類の数牌と字牌で手を揃える役です。
初心者でも作りやすく、比較的高い点数が得られます。
混一色(ホンイツ)を狙う場合、序盤で一種類の数牌と字牌に手を絞るのが基本です。
たとえば、筒子(ピンズ)で構成するなら、萬子(マンズ)や索子(ソーズ)を切り捨て、字牌を残します。
上記の形で進めると、相手から出た牌を「チー」で取り込む機会が増え、手が整いやすいです。
特に、順子(シュンツ)を作りやすい2~8の牌が中心になるため、他の役よりも鳴きを活用しやすい特徴があります。

麻雀で実際に「チー」をした方が良い場面

「チー」は、タイミングや状況に応じて大きなメリットをもたらしてくれる一方で、不用意に使うことでリスクも生じる行為です。
実際にどのような場面でチーをしたらよいのか分からないという方は、以下の状況を参考に活用してみてください。
トップのままオーラスを迎えたとき
オーラスをトップで迎えた場合、素早く局を流すことで自分の勝利が確定します。
チーを活用してスピード重視の上がりを目指し、他のプレイヤーに逆転のチャンスを与えないようにしましょう。
1位の親を流したいとき
1位の親が連荘してしまうと、自分との点差がさらに開いてしまいます。
逆転が難しくなる前に、チーを使ってトップ目の親番を流していきましょう。
供託点棒が多いとき
供託点棒が多くある局面では、上がることで供託分の得点も手に入れることが可能です。
点数の差が拮抗しているような状況では、供託点棒の得点が大きなアドバンテージにつながることが多いです。
このような場面は積極的にチーを行い、速い上がりを狙っていきましょう。
麻雀初心者はチーを使わない方が無難

麻雀に慣れていない初心者の方は、チーを控えるのが賢明です。
確かに、チーを使うことで早上がりが狙えるというメリットはありますが、リスクの方が大きくなってしまう可能性が高いです。
一番のデメリットは、チーをすることでリーチができなくなるという点です。
チーを活用しながら4面子1雀頭の形を作ったのにもかかわらず、役が付かなくてロンやツモ上がりができなくなってしまうという状況は、何としても避けなければなりません。
そのため、麻雀初心者の段階では無理なチーは行わずに、しっかりと役を作る練習を重ねることが上達への近道です。
麻雀の基礎を理解しつつ、ある程度役が作れるようになってから、状況に応じたチーの使い方を徐々に学んでいくと良いでしょう。
麻雀では「チー」を使うタイミングを把握することが大切!

麻雀初心者からすると、速い上がりに期待できる「チー」という行為は魅力的に見えるかもしれません。
しかし、その使い方には十分な注意が必要です。
まずは、無理に使おうとせずに、メリットとデメリットの両方を理解することからはじめると良いでしょう。
実践でチーを使うときは、自分なりの戦略をしっかりと立ててから活用するようにしましょう。
使うタイミングを間違えたり、ただ闇雲にチーしたりすると、かえって不利な状況に陥ることも珍しくありません。
難しい技術ではありますが、麻雀の上達には欠かせないスキルです。
麻雀を楽しみながら、すこしづつ「チー」を使う状況やタイミングを覚えていきましょう。