- 「麻雀を覚えたから誰かと実際に打ってみたい!でも人数が集まらない……」
- 「麻雀って4人か3人でできるのは知ってるけど、2人で打つことはできるの?」
このようなことでお悩みではないですか?
麻雀を打ちたくても周りに打てる人がいない、いても人数が集まらない……
せっかく麻雀を覚えたなら、オンラインゲームもいいけど実際に牌を握って打ってみたいですよね?
この記事では二人麻雀のルールや種類について解説します。
最後まで読むと、人数を気にせずに麻雀を楽しむ方法を知ることができます。
より麻雀を楽しむことができ、麻雀をもっと好きになれるでしょう。
二人で麻雀を打つことは可能?

麻雀といえば通常4人で行うゲームですが、実は2人でも麻雀を楽しむことが可能です。
二人麻雀は特別なルールを採用することで、スムーズなプレイが可能となり、戦略的な要素もそのまま楽しめます。
特に、初心者がルールを覚えるためや、少人数で遊びたい時に役立ちます。
麻雀人口は増えているとはいえ、やはり4人のメンツを集めるのは難しいというのも事実です。
麻雀は人数が集まらなくても2人から手軽に遊べるゲームだということも、麻雀入門のきっかけになりやすいと言えるでしょう。
二人麻雀のルール

麻雀は2人でプレイすることは可能ですが、4人もしくは3人でプレイするときとは違うルールがいくつかあります。
その中でもとくに大きく違うルールを3つ解説します。
二人麻雀は「索子」「1・9牌」「字牌」だけで行う
二人麻雀では、使用する牌の種類を制限することが一般的です。
萬子や筒子を除き、索子と1・9牌、字牌を中心にプレイします。
牌の数が減るため、テンポよくゲームが進行することが二人麻雀の大きな特徴であり魅力の一つです。
一方、使う牌は4人のときと同様で、ツモの回数を制限するルールもあります。
よくあるパターンでは、ツモの回数を18回、20回、22回とすることが多いです。
このルールではどの役でもあがれる可能性がある反面、4人麻雀と同じくらいあがれる可能性が低くなります。
使う牌を制限してテンポよくプレイする麻雀、使う牌は同じで枚数を制限して駆け引きを楽しむ麻雀、二人麻雀はいろんな楽しみ方ができる奥が深いルールの麻雀と言えるでしょう。
二人麻雀は東家・南家でプレイする
二人麻雀では、通常の四人麻雀の東家と南家のみでゲームをプレイします。
西家と北家は存在しないものとしてゲームをします。
交互にプレイヤーが牌を引き、テンポよくゲームが進むのが特徴です。
また、西北牌は三元牌と同様に役牌として扱われることが多いです。
役が増えるので点数を増やすことが可能になりますが、多くの二人麻雀のルールでは鳴くことが禁止されているので使いどころは考えなくてはなりません。
なお、西北牌は3人麻雀では「抜きドラ」として1枚ごとに場に出してそれぞれドラとして1翻役ですが、二人麻雀では刻子になって初めて1翻の役となります。
ツモとロンの点差がないことが多い
通常の四人麻雀では、他のプレイヤーがあがったときの支払いがツモあがりのときとロンあがりのときで異なります。
しかし、二人麻雀の場合は相手が自力であがっても振り込みであっても基本的には同じです。
これにより計算が簡単になり、初心者でも気軽にプレイできます。
一方で、ツモあがりしたときは点数が半分になってしまうルールがあり、これを「ツモ損」と言います。
ロンのときは一人の全額払いですが、ツモのときは割り勘になるからといった考え方です。
しかし、点数計算も複雑になるのでツモ損が適用されるルールは少ないです。

二人麻雀で人気の遊び方「17歩」とは?

二人麻雀の中でも特に注目されている遊び方が「17歩」です。
まず通常の麻雀と同様に山を作り、プレイヤーがお互いに自分の前の山である34枚の牌を相手に見えないように開きます。
その中から満貫以上の役を作り、残りの牌を順に切って相手からロンをしたら勝ち、といったルールのゲームです。
ドラは残った山の中からどれか1枚をめくります。
17歩は二人麻雀のゲームの中でも、最もシンプルでスピード感のあるゲームです。
簡単なゲームでありながらも、点数の火力に重きを置いたり、打点は低くても多面待ちで相手の放銃をしやすく仕向けたりできます。
自分の思うように役を作ることができる、戦略の駆け引きが魅力的なゲームです。
短時間での対戦が可能で、初心者から上級者まで楽しむことができます。
覚えた役を実践するにはもってこいなゲームでもあるので、麻雀入門にも適したゲームと言えるでしょう。

17歩だけじゃない!さまざまな二人麻雀のルール

二人麻雀には「17歩」以外にも、地域やプレイヤーの好みに応じたさまざまなルールが存在します。
一例として、特定の役を作りやすいように調整されたルールや、得点計算を簡略化したルールなどがあります。
プレイヤー同士で話し合い、自分たちに合ったルールを採用するのも楽しみの一つです。
いくつかのルールをゲーム別に例に挙げて解説します。
- 東南ともに2局ずつ、西北は役牌、ツモは18・20・22回のどれか、ツモ損ありなら半分の点数。
- 索子のみ(もしくは萬子のみ、筒子のみ)36枚の牌でプレイ、ドラはなしで、山がなくなったら流局、鳴きは暗槓のみ。
- ランダムに84枚使用(22回のツモで流局)、鳴きは全てあり、ツモ損なし。
とあるゲームの例を3つ紹介しましたが、ゲームごとにルールが全然違います。
ゲームごとにルールを確認して覚える手間はありますが、いろんな楽しみ方ができるのは二人麻雀ならではの醍醐味と言えるでしょう。

二人麻雀のやり方を動画で紹介

実際に二人麻雀をしている動画を見てみましょう。
言葉だけでは分かりにくい二人麻雀のルールですが、動画を観ることでより理解しやすくなります。
YouTubeなどの動画プラットフォームには、二人麻雀の解説動画が数多く公開されていますので、視覚的にルールを学びたい方におすすめです。
このように、二人麻雀はさまざまなルールでプレイされます。
17歩のようにあがり牌を当てない駆け引きをしたり、全牌を使って通常通りプレイするが満貫以上が条件であったり。
楽しみ方は無限大であり、ある意味4人でプレイするより自由に遊べる魅力があるとも言えるでしょう。

二人麻雀をプレイできる4つのアプリ

最近では、二人麻雀をプレイできるスマートフォン向けアプリも充実しています。
これらのアプリでは、ルール設定や対戦相手のマッチングが簡単に行え、初心者から上級者まで楽しむことができます。
外出先でも気軽にプレイできるため、多忙な方にも最適です。
アプリによってルールもさまざまなので、いろんなアプリをダウンロードして遊び分けるのも楽しいかもしれません。
二麻-二人麻雀オンライン- | 1対1のオンライン麻雀。 索子、1・9牌、字牌でプレイする。 | |
一局入魂!二人麻雀AI対戦 | オフラインの二人麻雀。 AIと対局し、1局ごとに完結するので手軽にプレイできる。 | |
2人麻雀 虎王 | オンラインの二人麻雀。 筒子と字牌のみでプレイするので、混一色以上の役が成立する。 高得点が出やすいハイリスクハイリターンな仕様。 | |
タイマン麻雀 | 17歩で遊べる麻雀アプリ。 |

二人麻雀のルールを覚えて気軽に麻雀を楽しもう!

二人麻雀は、人数が少ない状況でも麻雀を楽しむための工夫が詰まったルールです。
索子や字牌を使った独自の形式や、点差を簡略化したルールによって、初心者でも気軽に始められます。
また、「17歩」などの多彩な遊び方も魅力の一つです。
二人麻雀はプレイヤー、地域、アプリによってルールがさまざまです。
この多様なルールは4人でおこなう通常の麻雀では味わえない駆け引きの楽しさやテンポ間、手軽さを生みだします。
より一層、麻雀入門の裾野も広がります。
ぜひこの記事を参考に、二人麻雀に挑戦してみてください。
少人数でも麻雀の醍醐味を味わい、さらに麻雀の楽しさを広げていきましょう。