麻雀の河読みとは?基本と練習問題・河読みできない理由を解説!アプリや本も紹介

麻雀の河読みとは?基本と練習問題・河読みできない理由を解説!アプリや本も紹介
美園 京介

運営責任者

美園 京介 (編集長)

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監修者

麻雀で勝率を上げるためには、ただ手牌を整えるだけでなく、相手が捨てた牌(河)から手の内を推測する「河読み(かわよみ)」が欠かせません。

捨て牌から「どの牌が危険なのか、どの待ちの可能性が高いのか」を知ることで、攻めるタイミングと守るタイミングを的確に判断できるようになります。

「河読み」と聞くと、上級者向けで難しいというイメージを持つ方も多いのではないでしょうか。

実は、基本的なポイントを押さえれば、初心者でも実践可能なテクニックです。

本記事では、「河読み」の基本から捨て牌の推測、さらに守備力を高めるコツまで、初心者目線でわかりやすく解説。

しっかりと身につければ、無駄な放銃を減らし、着実にスコアを伸ばせるようになります。

これを機に、いま一歩ステップアップした麻雀ライフを楽しみましょう!

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目次

麻雀における河読みの基本

麻雀での「河読み」は、相手が捨てた牌(河)から手牌や待ち牌を推測する戦術の1つです。

牌効率や守備理論だけでは掴めない情報を得られるため、初心者でも勝率を高める大きなカギとなるでしょう。

ここでは、河読みの基本やメリットを順に見ていきます。

そもそも「河読み」とは?

「河読み(かわよみ)」とは、相手が捨てた牌(通称:河)から、その人の手牌や待ち牌、さらには手役の可能性まで推測する技術を指します。

麻雀では、相手の捨て牌や鳴いた(ポン・チー・カンをした)牌が“公開情報”です。

捨て牌を読むことで、以下のようなことがわかる可能性があります。

項目具体例
相手の手役チンイツ・ホンイツなど色が偏っているか
相手の待ち牌の種類序盤に切った数牌の種類や字牌の捨て方から想定
手の進行度合い不要牌・浮き牌を早めに捨てる傾向があるならテンパイが近い

こうした分析によって、危険牌を切るリスクを減らしたり、相手がどの段階にいるのかを判断する手がかりになるかもしれません。

初心者でもできる河読みのメリット

「河読み」と聞くと、上級者が使う特殊なテクニックと思われがちですが、初心者でも基本のポイントさえ押さえれば実践できるメリットがあります。

1つは「放銃率の低下」です。相手の捨て牌をチェックすることで、“この牌は危険かもしれない”という判断材料が増えます。

放銃率が下がれば、自然と着順が安定しやすくなるでしょう。

「押し引きの判断しやすくなる」ことも挙げられます。

相手の手が「染め手に向かっている」「テンパイ間近」など、ある程度の推測ができれば、自分の手を押すべきか守りに回るべきかを判断しやすいです。

普段の麻雀に相手との読み合いが加わることで、単調な牌効率や守備理論だけでは得られない「心理的な駆け引きを楽しむ」こともできます。

これは麻雀をより深く楽しむための大きな要素と言えます。

具体的には、序盤に字牌を大事にしているのか、序盤から数牌をバランスよく捨てているのか、不要牌の処理を急いでいるかどうか、こういった些細な“捨て牌のクセ”が河読みの出発点となるでしょう。

初心者でもそのポイントを意識することで、実戦での放銃リスクを確実に下げることが可能です。

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.麻雀における河読みの練習問題

河読みを身につけるためには、実際の捨て牌状況をイメージしながら問題を解くといいでしょう。

ここでは、初心者でも取り組みやすいようにシンプルな場面を想定した2つの練習問題をご用意しました。

自分なら相手の待ちをどのように推測するか、実際の対局をイメージしながら挑戦してみてください。

東1局0本場 ドラ4萬:あなたは西家です

上記の図は東家(親)の捨て牌です。この捨て牌から相手の手役や待ち牌の種類、手の進行状況を予想してみましょう。

相手の河には序盤からピンズとソーズを中心に切っているため、「マンズで待っているのでは?」と疑わせる状況です。

後から字牌⇒マンズと切り出されています。發・中など役牌、さらにホンイツやチンイツなどの一色手の可能性が高いです。

ドラ周りの3萬が切り出されているのでテンパイかイーシャンテン(テンパイまであと1つ有効牌がくればよい状態)が予想される捨て牌になります。

東1局0本場 ドラ 發:あなたは西家です

こちらも東家(親)の捨て牌です。この捨て牌から相手の手役や待ち牌の種類、手の進行状況を予想してみましょう。

序盤はオタ風(役にならない)の牌や么九牌(1・9字牌)が切られています。

そこから役牌の白・中、タンヤオ牌が切られ、さらに678索とチーをしており、タンヤオの可能性が高いです。

この時、手出しで出てきたタンヤオ牌の周りは待ち牌になることもあります。

風牌の東やドラの發が場に出ていない状況であれば、そちらも警戒するべきでしょう。

テンパイかイーシャンテンの可能性が高い捨て牌といえます。

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麻雀で河読みができない理由とコツ

実戦で使いやすい河読みのコツを押さえることで、危険牌を回避しながら適切な押し引きを実現できるかもしれません。

この章では、捨て牌の順番や局面ごとのポイントを詳しく解説し、対局中の読み合いを強化するヒントを提供します。

捨て牌の順番や切り方から見る相手の意図

捨て牌の並び方や切るタイミングには、相手の手役や手牌進行の速度など、多くの情報が含まれています。

たとえば、序盤に字牌を抱えていて中盤以降にまとめて切り出すプレイヤーは、役牌重視や手役を模索している可能性が高いでしょう。

数牌を均等に捨てる人は、染め手や特定の色に偏った手を狙っていないことが推測できます。

以下のポイントを意識して読み取ると、放銃回避につながるだけでなく、より巧みな押し引き判断がしやすいです。

序盤(1~6巡目)不要牌を切っているか、役牌を抱えているか
中盤(7~12巡目)手役やドラを意識しているか
終盤(それ以降)テンパイが近い捨て方か

序盤・中盤・終盤で異なる河読みのポイント

麻雀では大まかに

  • 序盤(1〜6巡目付近)
  • 中盤(7〜12巡目付近)
  • 終盤(13巡目以降)

に局面を区切って考えると、相手の捨て牌に着目するうえでも整理がしやすくなります。

序盤は不要牌の処理や役牌の温存の仕方から、相手の手役志向や速度感が見えやすい段階です。

中盤になると、ドラ周りの牌を捨てるか残すかで、相手が攻めに転じているのか、守備を意識しているのかが浮き彫りになります。

終盤では、テンパイが近い可能性のある捨て牌が増え、危険度の高い牌をどこまで押すかという判断が求められます。

局面ごとに必要な河読みの視点を変えることが、放銃リスク低減と上がり率アップの両立につながるのです。

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麻雀で相手の待ち牌を推測する河読み手順

相手の手牌を読み解くには、捨て牌から得られる情報を効率よく整理することが大切です。

ここでは河読みの基礎を踏まえ、具体的なステップや注意点を順を追って解説し、より精度の高い待ち牌推測を目指します。

危険牌・安全牌の見極め方

危険牌と安全牌を区別する基本は、相手の捨て牌や鳴き状況、ドラ表示牌などから、手役やテンパイ度合いを推測することにあります。

たとえば、序盤に同種の数牌を一貫して捨てていれば、その色では待っていない可能性が高いと言えるでしょう。

一方で、終盤に急に字牌を止め始めたなら、役牌やホンイツなどを狙う兆候と判断できます。

こうした複数の要素を掛け合わせながら相対的に危険度を比較し、“押す・引く”の判断を下すのが河読みの大きなポイントです。

鳴き情報・リーチ宣言牌から得られるヒント

河読みの精度を高めるには、鳴き情報とリーチ宣言牌にも注目が必要です。

たとえば、鳴きで順子を構成するケースが続けば、対子を重視する手役(トイトイ)よりは早上がりを狙う進行が濃厚と推測できます。

リーチ宣言牌が中張牌(2~8)か端牌(1・9)か、さらに字牌かによって、手役の種類や待ち牌候補に大きく影響もあるでしょう。

こうした判断材料を組み合わせることで、相手の狙っている役やテンパイ形をより具体的にイメージしやすくなり、危険な牌を切る前に慎重な打牌選択を行えるようになります。

終盤の放銃回避と安牌探しのコツ

終盤ではテンパイしているプレイヤーが増えるため、放銃を避ける守備力が重要になります。

相手の捨て牌を見て“これは絶対に通りそう”という完全安全牌は限られますが、今まで切られていない字牌やドラ近辺の牌は要注意です。

通っている筋が少ないほど危険度が高まりますから、出来るだけ複数の要素を組み合わせて安牌候補を絞り込むことが大切です。

結果的に回し打ちやベタオリに移行する選択が必要な場面もあるため、攻めの継続と放銃回避を天秤にかけながら臨機応変に動くのがポイントになります。

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練習あるのみ!麻雀で河読みされない方法

自分の河(捨て牌)は、相手の「河読み」に対して大きな影響力を持っています。

どの牌をいつ切るかによって、相手に与える情報量が変わるため、読みにくい河を作ることは勝率アップに直結するでしょう。

ここでは、自分の手牌進行を踏まえながら河を構築するポイントや、余計な情報を与えない捨て方の工夫を具体的に見ていきます。

“相手がどう河を読んでくるか”を意識して打牌を選択する

自分の手牌を効率良く進めるだけでなく、“相手がどう河を読んでくるか”を意識して打牌を選択することが重要です。

たとえば、特定の色(マンズ・ピンズ・ソーズ)を集めているように見せかけたり、字牌を序盤に処理して手役志向をぼかしたりすることで、相手の読みを誤らせる戦術が考えられます。

逆に、同じ色の牌を連続して捨てすぎると染め手を諦めた印象を与えやすくなり、相手の攻めを加速させてしまうケースもあります。

自分の河がどのように見えるかを常に意識することで、攻めや守りのタイミングをコントロールしやすくなるのです。

余計な情報を与えないように捨て方を工夫する

相手に読まれにくい河を作るためには、できるだけヒントとなる牌を早期に切り出したり、逆にドラ周りの牌をうまく隠したりといった工夫が欠かせません。

たとえば、リーチ前にドラ近辺の牌を無理に抱えておくと、リーチ後の捨て牌で一気に危険度が高い牌を放出することになり、相手に待ちを悟られやすくなります。

字牌を一気に切り出すと、役牌を狙っていないと明確に示してしまうこともあるため、あえてタイミングをずらすといった戦略が有効です。

こうした細かな意識を積み重ねるだけで、相手の河読みを狂わせることができ、結果として放銃率の低減や上がり率の向上につながります。

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麻雀の河読みが練習できるアプリや本

麻雀の河読みを効率良く身につけるには、反復学習ができる「アプリ」と体系的に知識を深められる「本」の両方を活用するのがおすすめです。

自分のレベルや学習スタイルに合わせて選び、実戦と理論をバランス良く組み合わせましょう。

アプリ

アプリでの練習は、隙間時間を使って捨て牌読みの反復トレーニングができる点が魅力です。

たとえば「セガNET麻雀 MJ」「雀魂(じゃんたま)」などは、多数のプレイヤーとオンライン対局が可能なうえ、牌譜を確認して河読みの精度を高める機能も充実しています。

段位制が導入されており、上級者との対局を通じてさらに高度な読み合いを学べます。

いずれも基本無料で遊べるため、まずは試しにプレイしてみると良いでしょう。

1冊目は「麻雀・捨て牌読みの傾向と対策(ヨーテル著)」です。

麻雀アプリ「天鳳」で最高段位の天鳳位経験者であるヨーテル氏が「捨て牌の逆再生」メソッドを解説します。

手牌読み・山読み・展開読み・人読みの4軸で体系化、練習問題付きで実践的な読みのトレーニングが可能です。

続いて「千羽黒乃の強くなる麻雀(千羽黒乃著)」です。

オンライン対戦九段のVTuberの千野氏が押し引きの基礎を指南しています。

「捨て牌から相手の手牌範囲を絞る方法」を具体例で解説しており、中級者向けの読みの応用技術に触れています。

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河読みを覚えれば麻雀がもっと面白くなる!

麻雀の「河読み」を活用した捨て牌の読み方や安全牌の見極め方、そして守備力を高めるためのコツを解説してきました。

覚えたばかりの河読みは、最初はうまくいかない場合もありますが、実戦で試しながら、後から振り返り(リプレイ機能や牌譜検討など)を重ねることで、格段に精度が高まります。

ぜひ本記事を参考に、「河読み」を取り入れて、次回の対局で早速実践してみてください。

捨て牌から得られる情報をうまく活かすことで、着実にスキルアップし、もっと麻雀が面白くなるはずです。

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この記事を書いた人

美園 京介 美園 京介 編集長

麻雀歴30年。全国の麻雀大会での優勝経験、麻雀初心者講座の講師。

麻雀をより多くの人に楽しんでもらいたいという思いから、「初心者でもわかりやすく麻雀を学べるサイト」をコンセプトにこのサイトを運営しています。

特に初心者に向けた解説やルール説明に力を入れ、誰でも気軽に麻雀に親しめるように目指しています。

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