麻雀の打点とは?読み方や計算方法を解説【打点を上げる方法7選】

麻雀の打点とは?読み方や計算方法を解説【打点を上げる方法7選】
美園 京介

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監修者

麻雀では、局ごとにアガりを目指してそれぞれのプレイヤーがゲームを進めます。

アガりを多く重ねるほど半荘での勝利に近づきますが、アガりの回数と同じくらい重要なのが、アガったときの「打点」です。

極端な話、アガったときの打点が高ければ、1回アガるだけでその半荘に勝利できる場合もあります。

本記事では、麻雀の打点について解説します。

併せて、麻雀で打点を上げるためのコツなどについても解説するので、麻雀が強くなりたい初心者の方は、ぜひ参考にしてください。

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目次

麻雀の打点とは?

麻雀の打点とは、アガったときに得られる点数のことで、アガった手の「翻数」と「符」によって決まります。

たとえば、以下の手をリーチなしでロンでアガったとしましょう。

上の牌姿の翻数は「中、ドラ2」の3翻で、符数は「中の暗刻=8符」であることを踏まえると、「20符+10符+8符=38符=40符」です(符は切り上げ計算)。

そのため、「40符3翻」で打点は5,200点です。

続いて、以下の手をリーチしてツモアガった場合の打点を考えてみましょう(簡単のため裏ドラは省略)。

上の牌姿の翻数は、「リーチ、ツモ」の2翻です。

「9萬の暗刻、1筒の暗刻=8符」と「発の対子=2符」「ツモ符=2符」「カンチャン待ち=2符」であることを踏まえると、符数は「20符+8符+8符+2符+2符+2符=42符=50符」となります(符は切り上げ計算)。

そのため、「50符2翻」で打点は800、1,600です。

さらに、以下の手をロンアガりした場合の打点を考えてみましょう。

上の牌姿の翻数は、「対々和、発、ドラ3」の6翻です。

本来であれば符数を踏まえて点数を計算するのですが、6翻の場合は自動的に「跳満」となり、ロンアガりで親なら18,000点、子なら12,000点です。

このように、翻数が一定の数以上になると自動的に「満貫」や「跳満」といった打点になり、符を計算せずとも自動的に点数が決まります。

翻数と打点の関係は、以下のとおりです。

翻数名称打点
4~5翻満貫12,000
(4,000オール)
8,000
(2,000、4,000)
6~7翻跳満18,000
(6,000オール)
12,000
(3,000、6,000)
8~10翻倍満24,000
(8,000オール)
16,000
(4,000、8,000)
11~12翻3倍満36,000
(12,000オール)
24,000
(6,000、12,000)
13翻~数え役満48,000
(16,000オール)
32,000
(8,000、16,000)

なお、七対子は独自の打点計算を行うため、4翻でも満貫にはなりません。

また、ルールによっては数え役満を採用していない場合もあり、その場合は11翻以上はすべて3倍満になります。

翻数が低い場合は、基本に沿って「翻数」と「符」に基づいて打点計算を行う必要があります。

麻雀の経験を重ねていくと打点は自然とわかるようになっていきますが、慣れるまでは早見表を用いて定期的に確認するのがおすすめです。

子と親、それぞれにおける麻雀の打点早見表を以下に載せておきますので、打点計算に慣れるまではぜひ参考にしてください。

なお、6翻以上は跳満や倍満で符計算の必要がないため、また、100符以上は実戦でほぼ見かけないため、割愛しています。

子の場合

1翻2翻3翻4翻5翻
平和ロン1,0002,0003,9008,0008,000
(2,000
4,000)
ツモ400
700
700
1,300
1,300
2,600
七対子ロン1,6003,2006,400
ツモ800
1,600
1,600
3,200
30符ロン1,0002,0003,9008,000
ツモ300
500
500
1,000
1,000
2,000
2,000
4,000
40符ロン1,3002,6005,2008,000
(2,000
4,000)
ツモ400
700
700
1,300
1,300
2,600
50符ロン1,6003,2006,400
ツモ400
800
800
1,600
1,600
3,200
60符ロン2,0003,9008,000
ツモ500
1,000
1,000
2,000
2,000
4,000
70符ロン2,3004,5008,000
(2,000
4,000)
ツモ600
1,200
1,200
2,300
80符ロン2,6005,200
ツモ700
1,300
1,300
2,600
90符ロン2,9005,800
ツモ800
1,500
1,500
2,900

親の場合

1翻2翻3翻4翻5翻
平和ロン1,5002,9005,80012,00012,000
(4,000オール)
ツモ700オール1,300オール2,600オール
七対子ロン2,4004,8009,600
ツモ1,600オール3,200オール
30符ロン1,5002,9005,80012,000
ツモ500オール1,000オール2,000オール4,000オール
40符ロン2,0003,9007,70012,000
(4,000オール)
ツモ700オール1,300オール2,600オール
50符ロン2,4004,8009,600
ツモ800オール1,600オール3,200オール
60符ロン2,9005,80012,000
ツモ1,000オール2,000オール4,000オール
70符ロン3,4006,80012,000
(4,000オール)
ツモ1,200オール2,300オール
80符ロン3,9007,700
ツモ1,300オール2,600オール
90符ロン4,4008,700
ツモ1,500オール2,900オール
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麻雀における打点読み・打点計算の方法

麻雀では自分で打点の高い手をアガることと同様に、他家の高い手に振り込まないようにすることが大事です。

他家の手牌はアガるまで見られないため、アガり前に打点計算を行えるわけではありませんが、捨て牌や点棒状況から打点をある程度読むことができる場合があります。

これは、かなり実践的な話であり、かつ、各々のプレイヤーが置かれている状況に応じて変わってくる話です。

しかし、たとえばわかりやすい例として、以下のような捨て牌でリーチをかけてきたプレイヤーがいるとしましょう(最後の2枚の中はどちらも手出し)。

「中」はポンすると1翻になり役が確定する牌ですが、それを対子落とししているということは、「中に頼らなくてもよい手牌である」ことが推測できます。

また、その前の捨て牌でも「7索」と「9索」が切られていることから、「カン8索」の塔子を外していることがわかります。

これらのことから、このリーチは「良形かつ中打点(子なら5,200点、親なら7,700点)以上の打点が見込めるリーチ」と推測することが可能です。

そのため、こういった立直をかけてきたプレイヤーに対してはむやみに立ち向かわずに、なるべく放銃を避けるような打ち回しをすることを心がけるべきでしょう。

打点を正確に読むことは難しいですし、毎回読めるわけでもありません。

ただ、読もうとする姿勢をもって何度も対局を繰り返していると、少しずつつかめることもあるので、できる範囲でチャレンジしてみるのがおすすめです。

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麻雀の打点を上げるためのコツ7選

麻雀の対局では、なるべく打点の高い手をアガることが勝利への近道です。

麻雀の打点を上げるためのコツを、以下で紹介しましょう。

ドラを大事に扱う

ドラは、手牌に1枚あるだけで1翻アップするので、打点を効率的に上げることができます。

特に、ドラが各種「5」だと「赤5」は1枚で2翻アップする牌になるので、とても強力です。

なるべくドラを使いきれるような形で手を進行させることを意識しましょう。

2翻以上の手役を意識する

高打点を狙う場合、手役を複数成立させたりドラを重ねたりする必要がありますが、重ねる役が1翻の役ばかりだとなかなか高打点にはなりません。

そのため、とくに2翻以上の手役を意識することが大事です。

2翻以上の役は一気通貫や三色同順などいくつかありますが、役によって相性のよい役は異なります。

麻雀の経験を重ねる中で相性のよい役を把握することで、効率的に高打点の手を狙えるようになるでしょう。

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配牌を見たときに最高形を考える

配牌を見たときに、「この手をもっとも高く仕上げたらどうなるだろう」と想像することは、打点を上げるために大事です。

たとえば、以下の牌姿を見てください。

この配牌から狙える最高形の一例としては、以下のような形が挙げられるでしょう。

この形をリーチでアガることができれば、「リーチ、ツモ、ピンフ、純チャン、三色同順、ドラ1」の9翻で倍満になります。

かなりうまくいった例を挙げましたが、配牌の時点で最終形のイメージができているかどうかで、切る牌や残す牌は変わってきます。

最高形のイメージは実戦を重ねながら精度を上げていくものなので、何度も繰り返し麻雀を打ちながらチャレンジするのがおすすめです。

鳴いた後はカンを躊躇しない

鳴きを入れると、一発や裏ドラといった偶発的な要素で打点を向上させることはできません。

しかし、カンをすれば新たにドラを増やすことができるので、鳴いていても打点の向上が期待できます。

仮にカンをした牌がドラになれば、一気に4翻アップすることになるので、鳴いた後は躊躇せずにカンを狙っていきましょう。

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両面待ちにこだわらない

両面待ちはシャンポン待ちやカンチャン待ちなどと比べるとアガりやすいため、一般的に「良い待ち」といわれることが多いです。

ただし、牌姿によっては両面待ちにこだわらないほうがよい場合もあります。

たとえば、以下の牌姿を見てください。

この手は、「5筒」もしくは「6筒」を切ることでテンパイする形で、「5筒」を切れば「4-7筒」の両面待ち、「6筒」を切れば「5筒」と「8索」のシャンポン待ちになります。

「5筒」を切って両面待ちにすると、確かにアガりやすくはありますが、手役は現状「リーチのみ」です。

一方、「6筒」を切ってシャンポン待ちにすると、ツモったときに「三暗刻」が成立する形になり、打点の大幅なアップが期待できます。

このように、両面待ちを拒否することで手役が成立する可能性があるのであれば、打点的な期待値を含めてシャンポン待ちやカンチャン待ちなどにすることも検討しましょう。

放銃率を気にしない

高打点を狙うためには、危険な道を進まなければならないときもあります。

仮に、先制リーチを受けていてリーチ者の現物に「2萬」がある状態で、以下のような牌姿になったとします。

この手は「2萬」もしくは「5萬」を切るとテンパイなので、リーチ者の現物である「2萬」を切れば安全にテンパイすることが可能です。

しかし、その場合は待ちが「カン4萬」になりますし、「チャンタ」や「三色同順」といった手役の可能性も消えてしまいます。

一方、「5萬」を切れば待ちは「1-4萬」になり、「チャンタ」や「三色同順」の可能性も残ります。

高打点を狙いたい局面では、危険そうな牌であっても構わず切って勝負する意識をもつべきといえるでしょう。

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役が決まっているなら捨て牌に工夫を凝らしておく

高打点の手をテンパったとしても、実際にアガることができなければその手は幻のまま終わってしまいます。

「高打点の手をテンパれそうだが待ちが苦しそうだ」というときは、多少捨て牌に工夫を凝らして、ロンアガりできる可能性を高めておくことも大事です。

たとえば、局の途中で手牌が以下のようになったとしましょう。

この手は「6-7-8の三色同順」の形が割とハッキリ見えていますが、リーチ宣言牌を「4筒」にしてしまうと、他家が「7筒」を切ってくれる確率が少し低くなります。

そのため、将来的に「7筒」が少しでも出やすくなるように、この段階で「4筒」を先に切ってしまうのも選択肢のひとつです。

ある意味で「決め打ち」のような形になりますが、そういった戦略が必要なケースがあることも念頭に置いておきましょう。

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麻雀では打点効率や打点意識をもつことが重要

麻雀で勝つためには、打点効率や打点意識をもつことがとても大事です。

麻雀の半荘は最短8局で終わりますが、仮に8局のうち6局を自分がアガり、残りの1局ずつを対局者AとBがアガった場合、アガり回数の勝負では自分の圧勝です。

しかし、自分のアガり点数がすべて1,000点で、対局者Aは8,000点、対局者Bは12,000点をアガったとすると、6回アガっていても半荘の勝者にはなれません。

打点効率を考えて打点意識をもって対局に臨み、勝率を向上させることを目指しましょう!

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この記事を書いた人

美園 京介 美園 京介 編集長

麻雀歴30年。全国の麻雀大会での優勝経験、麻雀初心者講座の講師。

麻雀をより多くの人に楽しんでもらいたいという思いから、「初心者でもわかりやすく麻雀を学べるサイト」をコンセプトにこのサイトを運営しています。

特に初心者に向けた解説やルール説明に力を入れ、誰でも気軽に麻雀に親しめるように目指しています。

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